美しき夜、北斗七星が輝く








戻ると

萌も白羽くんも明るく「お帰り」と迎えてくれた



「私…あんなのに乗ろうなんて微塵も思わないよ~」


「僕も…
あれは人間が乗るようなものじゃないよ」




普通だ…

平気だよね…?




「ねえ!
お土産売り場行かない?

そろそろ暗くなって来たし」




萌の提案で

お土産売り場に行くことになった



お店の中はなかなか人が多くて

自然と並んだ萌と柿沢くんとは別れ

白羽くんと並んでお土産売り場を回る




「白羽くん…平気?」


「ん?何が?」


「発作とか…起きてない?」


「平気だよ」


「そっか…
人混みが多いから…さ」


「あははっ
今日は大丈夫だよ?」


「そっか
なら良いんだけどね…?」





無邪気な笑みを浮かべる白羽くんは普通で

心の中に生まれた疑問と不安は

静かに消えていった