美しき夜、北斗七星が輝く








「そんな所で立っていないで
中においでよ

生憎お茶菓子とかないけど」




本を箪笥の上に置いて笑う白羽くん

あたしは気になったことを聞いてみた




「ちょっ…大丈夫なの!?」


「今は平気だよ」


「今は…?」


「また起きるかもしれないって言われたから…
だからまだ…安心は出来ない」


「白羽く…」


「そんな泣きそうな顔しないで
死ぬわけじゃないんだから」


「死ぬなんて縁起でもないこと言わないでよ!」


「あはは…ごめんね?」


「いつ目覚めたの」


「今日の朝…かな」




あたしの頭を撫でた白羽くんは

あたしの後ろに立つ莉々花を見た




「莉々花も来てくれてありがとうね」


「…怒らないの?斗真」


「莉々花
やっぱり莉々花はそっちの方が良いよ
カタコトなんて使わないでさ」





やっぱりふにゃっと笑う白羽くん

気が抜けそうです…