美しき夜、北斗七星が輝く









あれは小学3年生の時

俺は所属していたサッカーチームの試合中だった



『樹!』

『わかってる!』



同点のまま迎えた延長戦

俺がチームメイトからボールを受け取った

もうすぐで試合終了の笛が鳴る

俺は無我夢中でボールを蹴った



蹴飛ばしたボールはゴールに綺麗に入り

見事俺のゴールによって優勝へなった




しかし

シュートが入った喜びのあまり

俺はゴール近くで1人飛び跳ねた

そして飛び跳ねるだけでなく動き回っていたら

ゴールのネットを支える柱にぶち当たった

そのまま後ろに倒れこみ

転がってきたボールに背中を打ち付け

頭から人口芝生に頭からずり落ちた

そこで俺は意識を飛ばしてしまった



目覚めた先は病院で

俺は右足を骨折したことを知った

柱にぶち当たった際

右足を思い切りぶつけたそうなのだ

そのせいで骨折したらしい




見舞いに来たチームメイトや監督

親からは大笑いされた

…俺も自業自得だと思って恥ずかしくなった