「……ッ…ハァ……」 走ったことないけど まるで長距離走を走った気分だ 肩を激しく上下させて息をする 僕…は…… 「黒木さんも萌も冷てぇなぁ」 「樹……!」 後ろから聞こえた声に振り向く 「…お前顔真っ青だけど平気か」 「うん……」 「…佐木と別れたら?」 「え?」 「普通じゃねぇよお前ら 学校にいる間ずっとくっついて いくら久しぶりに会ったからって あれはやりすぎだろ」 「樹……」 「いくら容姿端麗でも 勉強やスポーツが出来ても 俺はあんなブリブリ女お断りだね」