美しき夜、北斗七星が輝く
















…ど…どうしてこうなったの?

あたしには同じ疑問がぐるぐると渦巻いていた




「トーマはまだ入院トカするノ?」


「そうだね…まだあるかな」


「手術はしないノ」


「僕は手術して治るようなものじゃないからね」




教室の廊下側の片隅

天使級に可愛い佐木さんと白羽くんが

お互い笑みを浮かべながら親しげに話している




「みーよ?」


「あっ萌」


「シャーペン
芯出しすぎ」


「へっ?
あっ…本当だ」



シャーペンの芯が

半分以上出ていた

ずっと向こうを見ながらカチカチしてしまったらしい

慌てて引っ込めた





「大体何なの?あの佐木莉々花ってのは

転校生にしたって我が儘過ぎない?」






萌は早くも佐木さんが嫌いになったようだ