美しき夜、北斗七星が輝く









「美夜って愛されているのねぇ」




しみじみと呟く実也子さん




「何だか学生時代に戻ったみたいだわぁ」


「そ…そうなんですか」


「美夜ってねぇ…
しっかりしているから
あんまり人に頼ろうとしないのよねぇ

斗真くん
あなたとそっくりだわ」


「えっ!?僕と?」


「ええ
松永先生から聞いているわよ

何を聞いても返ってくるのは
“大丈夫”と“平気”だって

主治医にもご家族にも言わないから
すぐに悪化するんだって」




松永先生…

結構実也子さんに喋っているんですね…

ちなみに松永先生は専門は呼吸器内科で

実也子さんは内科医

話が合う所でもあるのだろうか?





「寂しくても寂しいって言わなくて
嫌なことでも引き受けちゃって

しっかりしているから
自然と皆に頼られて
その想いに答えないとって意思が強いのよ」