「……」
「白羽くん…具合悪い?」
「だ…大丈夫……」
具合も体調も悪くない
だけどドキドキする
こんな状況初めてで…慣れてない
頭と心がついて行けない
「…ごめん…
やっぱり少し…」
このまま放っておけば
発作を起こしかねないから
僕は枕元に置いた酸素マスクをつけた
「黒木さん…
寝ても大丈夫だよ?」
「でも…悪いよ…」
「僕なら平気だから…ね」
「…じゃあ…」
黒木さんが頭を僕に寄りかからせ
静かに寝息を立て始める
…さっきから少し眠そうだったもんね
口数も少なくなって来たし
「…おやすみ」


