美しき夜、北斗七星が輝く








熱で赤くなるくせに

こんな時は赤くならないんだから…!




「えっ…と…斗真…?」


「よく出来ました」




ポンポンと頭を撫でる白羽くん

初めての経験にドキッと高鳴る




「…ん?」


「ん?」




んって何?

そう思っていると




「っ!?」




白羽くんがあたしの前髪をかき分け

額に触れた

…肌に…直に触れているって…!?

どこの少女漫画ですか!?





「…………」




白羽くんはナースコールを手に持った

その顔は訝しげだ