ホテルから出て、ふたりで学校行った。
ちょうど授業が終わる時だったから、教室にも入りやすかったんだけど…
「は?なんで保もここの教室にくんの?自分のクラス行きなよ。」
「俺…このクラスなんですけど…!
ほら、窓側の一番後ろの席。」
「へぇ。じゃね。」
「つめてーな!」
保を教室の入り口に置いて、一人だけさっさと席に着いた。
カバンを机に置いて一息ついたら、ユカコがすごい勢いでこっちに来るのが見えた。
嫌な予感がして、机に突っ伏して寝る事にした。
「りょーーーうーーー!昨日なんで始業式来なかったのー⁈
教室で待ってたのにー!」
案の定、ユカコは大声で叫びながら私机の前までやってきた。
「別に待っててなんて言ってない。」
「りょうは言ってないけどぉ!私は一緒に行きたかったのぉー!」
「あそ。ってか寝るから喋りかけないで。」
「もぉー!りょうのバカー!」
ユカコは一人で怒ってた。意味わかんない。
仲良くしてとも言ってないし。
勝手に来て、勝手に怒ってるし。めんどくさ。
そこから帰りの時間までずっと寝てた。
うちの学校はバカだから、授業に参加してれば何も言われない。
じゃなきゃダルくてやってらんない。
勉強なんて、将来役になんかたたないし。
あ、でも英語は好き。
日本語なんて、こんな小さな国でしか使えないけど、英語なら世界で使える。
だから好き。
こんな小さな世界で生きていたくない。
