それからは、病院の助けもあり、大学に行く時と、家に帰って風呂に入っている間以外は、病院で、咲織と過ごした。 その間に咲織のご両親がいらしたり、いろいろなことがあった。 がんの全身転移により、弱った咲織の体。 医師は抗がん剤の治療を止めた。 あとは、来る時がくるのを、待つしかない、という。