大輝が私達の近くにきて笑いながら言った。
他の子たちも嬉しそうに笑ってバイクで帰って行く。
「わりーな!またあとで電話する!」
「おう!ごゆっくりぃ~」
大輝が私達に手を振って帰って行った。
すると、側にいた村上くんが気まずそうに近づいてきて…
「佐久間さん、俺も行くね?」
「あっ!ごめん!!本当にごめんっ」
「店長には、佐久間さんは本当に風邪だって伝えとくから」
「え、でも…!」
「いーから。今まで散々頑張ってきたでしょ?今日ぐらい彼氏とゆっくりしなよ」
村上くんは翼と顔を合わせて、軽く会釈した。
「はじめまして、ここで働いてる者です。佐久間さんには世話なってます」
「ああー…はじめまして」
翼も軽く頭を下げた。
少し気まずい雰囲気が流れる。
なんか…浮気したわけじゃないのになんで私がこんなにドキドキしなきゃないの…



