2人でバイト先のコンビニへ向かった。
夏休みという事もあり、夜でも人通りが多かった。
コンビニの駐車場でも、若い子たちが数人たむろっているのが見える。
「わー…今日もヤンキーきてんな。佐久間さんだけ行かせなくてよかったわ」
隣で村上くんがそう言ってくれた。
するとその時、見覚えのある顔と一瞬目が合った。
え…あれって…
大輝!?
大輝も驚いた顔をしてこちらを見ている。
大輝がここにいるってことは…大輝も出られたんだ!
心臓がバクバクしている。
「なに?…知り合い?」
私の顔を覗き見ている村上くん。
「う、うん…彼氏の友達で…」
その次の瞬間……
心臓が止まるかと思った。
たむろっている子達の中心で一人縁石に座っている男の子…
あれって…翼!?
面会の時の頃と同じくらいの髪の長さをしている。
見間違えるわけない。
あれは翼だ!



