「やっぱ佐久間さんは笑ってた方がいいよ」
「え?」
「普通にしてても佐久間さんは可愛いけどさ、笑うと100倍可愛い」
「な、何言ってんの!?そんなこと…」
面と向かって言われるとなんて返したらいいのかわからなくなる。
村上くんふざけてるの…?
「最近ぼーっとしてること多いよね」
「あ…うん。ごめんね…バイト中は気を付けてるつもりなんだけど…」
「落ち込んでんのすぐわかる」
「……」
顔に出ちゃってるんだ…どうしよう、気を付けないと…
すると突然、村上くんが誰かに電話をかけた。
「あ、店長ー?あの~今日佐久間さん17時から入ってるんすけど、風邪みたいなので休ませてくださーい。あと俺も熱あるっぽくてぇ」
「ええ!?」
村上くんは自分の口に人差し指をあてて『シーッ』というジェスチャーをした。
どうして突然!?私風邪ひいてないのに…



