幸せな思い出






〜結婚式前夜〜



泣きそう…朱莉に電話しよ…
1人ぢゃダメだ康太は仕事でいない


何でこんな時にいないのよ。




「朱莉〜どおしよ…泣きそうだよ」

「明日の為にその涙とっときな」



1人で親に書く手紙を書き終えて
読んでるうちに実感する



明日結婚するだって
入籍はしたのに結婚式を挙げてないから
まだ実感が足りないの…



「美羽…幸せになるんだよ?」


「ありがと朱莉。いつもいつも本当にありがとね大好きだよ」



ふふって笑う朱莉は素直ぢゃないから
照れてるんだろうなってわかる



私の一番の親友だよ?