「坂口くん…。」
体を起こして、にこやかな坂口くんの顔を見上げた。
「今はできなくてもさ、この授業週に4日もあるし絶対できるようになるって!」
えっ、週に4日もあるんですか…。
苦手分野が多い時間割は、ハードスケジュールだなぁ…。
でも、苦手なままにしておくのも嫌だ。
なんとか克服したいけど…。
「う〜…あたし、やっていけるかなあ…?」
この有様では、自信は湧いてこない。
「そしたら緋奈ちゃん!僕が教えてあげる!僕パソコン得意なんだっ!」
頭を抱えたあたしに、ふん!と胸を張って得意げな向田くん。
教えてもらえる…!?
「え、いいの!?」
ぜひぜひ、教えていただきたい…!
あたしは目を輝かせて向田くんを見つめた。
「いいよ!じゃあ早速今日の放課後、やろうよ!」
「うんっ!お願いします!!」



