けど、向田くんたちが守ってくれると言っても、できるだけ自分の身は自分で守らなきゃ…だよね。
正直できるかは不安だけど…って、ダメダメ。
そんなふうに考えてちゃ。
…強く、ならなきゃ。
「俺たちはあいつらと違って、緋奈ちゃんに嫌な思いをさせたりしないから。」
そう言いながら、また頭をぽんぽんと撫でてくれた坂口くん。
触れられている手が、優しくてとてもあたたかくて、胸がじんわりと熱くなった。
大丈夫。
この4人のことを、信じたい。
「うん…ありがとう…!」
あたしはお礼を言って、改めてみんなに深々と頭を下げた。
…そんな感じで。
運良く優しい友達に出会い、あたしのドキドキの高校生活がスタートしたのです。



