工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「あっ!待ってよ!」



すかさず、パソコン部?の3年生たちもコンピュータ室を飛び出して、あたしを追いかける。


だ、男子たちは追いかけっこが好きなの…!?


って、走ってるのはあたしだけどさ!!



「いやーっ!!」



もう、入学初日からハードすぎだよ…!


…多分、あたし1人では逃げ切れない。


朝は、相葉くん…が助けてくれたから、何事もなかったけれど。


今回はもうダメだ。


あたしが男の子の脚力に勝てるわけがない。


…誰か、助けて!


息が上がっている中、走りながらぎゅっと目を瞑り、心の中でそう願ったその時…。



「______緋奈ちゃん!」



誰かが、あたしを呼んだ。



「…わぁ!?」