「へえ、めっちゃかわいいじゃん。」
先輩たちは顔を合わせてにやりと笑った。
そして、あたしのことをまるで品定めしているみたいに、じろじろと見ている。
あまり良い気分ではない。
…そしてこの展開は…まさかまた…。
さらに嫌な予感がする。
思わず、一歩後ずさりした。
背中と手のひらからぶわっと汗が吹き出してきたのが、わかった。
「ねえ…君、パソコン部に入らない?」
「えっ…」
パソコン部…部活の勧誘??
「あっあの、あたしはっ、部活見学じゃなくて…」
数人の先輩たちがパソコンから離れてあたしに近寄ってくる。
あたしは顔が青ざめる。
「ひぃ…!」
これはもう、とりあえず…。
逃げる!!!
あたしは踵を返して、コンピュータ室を飛び出した。



