工業高校のイケメン達に愛されて【上】




滝本くん…は、目線を斜め下に向けて、クールな表情でぽそっと名前だけをつぶやいた。


この人も少し無愛想だけど、自分でちゃんと名前教えてくれた…!!


それが嬉しくて、あたしも名乗ったあと一度ぺこりと頭を下げた。


そして顔を挙げると、お互いの自己紹介が終わったのに、滝本くんは黙ったまま、じっとあたしを見つめたままでいた。



「……。」


「な、なにか…?」



そんな美形なお顔に見つめられると困ります…。


あたしは視線を泳がせた。


滝本くんは、一向にあたしから視線を逸らさない。


な、なんだろう。


もしかしてあたしの顔…なにかついてる?


自分の頬に触れようとしたそのとき。



「お前______…」


「はっ、はい!」


「…超チビ。」



………………。