工業高校のイケメン達に愛されて【上】




だけど相葉くんは、あたしの頭をグイッと寄せて、また顔を肩に埋めた。



「…見んな。」


「………っもが」



な、なんでだろう…。


あ、あまり顔を押し付けられると、く、苦しいよ…。



「…女って、すげぇ柔らかいな。」


「相葉くん…?」


「お前細いし、すぐ折れちまいそうだな。」



肩に埋められたまま発した声はこもってしまって。


名前を呼んだのは、彼には聞こえなかったかも。


ぎゅうっと、あたしの背中と腰に回した腕に力をこめる相葉くん。


ドキン…ドキン…


あたしの心臓、うるさい。



変だ。


相葉くんの優しい態度にも、低くて甘い声にも、力強い腕にも、全部に意識が集中している。



ピシィィ…ドォン…!



「…っ!」


「大丈夫…もう音も少しずつ遠くなってる。きっともうすぐ雷無くなるから、怖がるな。」