工業高校のイケメン達に愛されて【上】




もちろんまだあたしは、相葉くんの上に乗っかったまま。


お風呂上がりの彼は、Tシャツにハーフパンツ姿で、髪の毛はまだ濡れている。



「…雷、嫌いなのか?」


「うん…。」



ゴロゴロ…ピシャーーンッ!



「ひっ…」



大嫌いな音で、また彼の背中に回した腕の力を強める。



「…おい、とりあえずソファに座るぞ。…俺の上に乗ってもいいから。」


「うん…。」



相葉くんにそう言われて、立ち上がろうと思ったけど…。


足にうまく…力が入らない。



「はあ…。」



ため息をついた相葉くん、そして次の瞬間。



「あ、相葉くん…!?」



びっくりした。


相葉くんが急にあたしを、抱き上げたから。


そして、そのままスタスタとリビングから出て行く。


あ、あれ…?