もちろんまだあたしは、相葉くんの上に乗っかったまま。
お風呂上がりの彼は、Tシャツにハーフパンツ姿で、髪の毛はまだ濡れている。
「…雷、嫌いなのか?」
「うん…。」
ゴロゴロ…ピシャーーンッ!
「ひっ…」
大嫌いな音で、また彼の背中に回した腕の力を強める。
「…おい、とりあえずソファに座るぞ。…俺の上に乗ってもいいから。」
「うん…。」
相葉くんにそう言われて、立ち上がろうと思ったけど…。
足にうまく…力が入らない。
「はあ…。」
ため息をついた相葉くん、そして次の瞬間。
「あ、相葉くん…!?」
びっくりした。
相葉くんが急にあたしを、抱き上げたから。
そして、そのままスタスタとリビングから出て行く。
あ、あれ…?



