工業高校のイケメン達に愛されて【上】





外の音は全然聞こえなくて。


でもそれはきっと、シャワーの音で雨の音が遮られているだけだと思う。


お風呂だから、大きな窓とかもないし外の様子はわからない。


雨がやんで、自分の洋服も乾いたら早く退散しないと…。


あまりにも長居しすぎたら、相葉くんに迷惑がかかってしまう。


キュッと、シャワーの蛇口をさっきと逆に捻ってお湯を止めた。


ふぅ、相葉くんのおかげでとってもさっぱりした!


相葉くんが用意してくれたふわふわの新しいタオルで濡れた体を拭いて。


ふふ、柔らかい。


相葉くんの貸してくれたパーカーを…。



「わあ…大きいなぁ…。」



グレーの半袖パーカーに袖を通してみると、袖は七分袖くらいまでの長さになっているし、パーカーの裾は太ももまで長い。


…だぼだぼだ。


相葉くん、背高いもんな…そりゃあ洋服も大きいはずだ。