工業高校のイケメン達に愛されて【上】




さっきまではいつもどおり冷静で無表情だったのに。


なんでいつのまにか相葉くんも顔が真っ赤なの?


相葉くんは今、何を考えているのだろう。


もしかして、あたしと同じ?


恥ずかしい。って、思ってるのかな。


お互いに恥ずかしいって思ってる…?


だとしたら、なんで相葉くんは恥ずかしいと思っているんだろう。


少し考えたけど、わからなかった。



「…風呂の場所こっちだから来て。」


「あ、うん!」



そういうと相葉くんはあたしに背を向けてしまったので、表情が隠れてしまった。


あたしをお風呂に案内してくれて、シャワーなどの使い方を教えてくれた。



「じゃ。ゆっくりでいいから。」


「あ、うん…ありがとう。」



パタン…と静かに閉められた扉。


シン…と静まり返った脱衣所で、あたしは雨に濡れた服を脱いだ。