「相葉くん、1人でお買い物?」
「あー、そう。」
首を傾げて尋ね、相葉くんの手に視線を移すと小さめのスーパーのビニール袋を提げていた。
もう、夕方の四時を過ぎているから夕食の買い出しかな?
そういえば、相葉くんのご両親って_____…。
いやでも…気になってもここはいちいち聞かない方がいいよね。
そう考えていたところに、相葉くんが口を開く。
「もう、帰るけどな。」
「あ、あたしも1人でお買い物してて、今帰るとこ!…一緒に途中まで歩いてもいい?」
相葉くんは、特に表情は変えず無言だったけど首を軽く縦に振ってくれた。
少し離れていた彼に近づいて、なんとなく、半歩後ろをついていくように歩き出す。
…どこまで、一緒の帰り道かな?
あたしは駅へ向かうから、相葉くんとはショッピングモールを出たらすぐにバイバイかな。
そう考えていると____…。



