工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「か、かわいくなんて…っ」



…あたし、最近おかしいの。


高校に入ってから、ずっと一緒に過ごしてくれる4人の男の子たちのこと…。


はじめは、普通の友達として仲良くしていて楽しかったのに。


だんだんみんなの男の子の面を知っていくうちに、ドキドキしてしまって。



陸くんだけじゃなくて…坂口くんも滝本くんも相葉くんも。


みんなみんな、あたしのことをドキドキさせてしまう。


この胸のドキドキは、一体なんなの…?



「ねえ緋奈ちゃん、僕もう…抑えが効かないかも…。」


「へ…?」



抑え…って、どういうこと…?


考える間もなく…次の瞬間、陸くんはあたしの両手首を片手で拘束した。



「り、陸くんっ…?!」



陸くんは、軽々と片手であたしの両手首を頭上で押さえつけた。


いきなりのことで反射的に抵抗するけど、彼の片手はびくとも動かなくて、あたしは身動きが取れない。