「か、かわいくなんて…っ」
…あたし、最近おかしいの。
高校に入ってから、ずっと一緒に過ごしてくれる4人の男の子たちのこと…。
はじめは、普通の友達として仲良くしていて楽しかったのに。
だんだんみんなの男の子の面を知っていくうちに、ドキドキしてしまって。
陸くんだけじゃなくて…坂口くんも滝本くんも相葉くんも。
みんなみんな、あたしのことをドキドキさせてしまう。
この胸のドキドキは、一体なんなの…?
「ねえ緋奈ちゃん、僕もう…抑えが効かないかも…。」
「へ…?」
抑え…って、どういうこと…?
考える間もなく…次の瞬間、陸くんはあたしの両手首を片手で拘束した。
「り、陸くんっ…?!」
陸くんは、軽々と片手であたしの両手首を頭上で押さえつけた。
いきなりのことで反射的に抵抗するけど、彼の片手はびくとも動かなくて、あたしは身動きが取れない。



