工業高校のイケメン達に愛されて【上】




なんだか…前よりも手がすこーしだけ、大きくなったように感じる。


心なしか肩幅も広く…体全体が大きくなったような…?


…ししし、しかも今日はなんかいつもと違って、香水みたいな…女の子がつける香水とは違う、爽やかないい匂いがする…!


すっかり硬直しちゃったあたしのことを、彼は不思議に感じたのか。



「緋奈ちゃん?どうしたの?」



陸くんが、あたしの顔を覗き込むから_____。



「わっ、わあっ!」



さっきよりもさらに顔が近くなって…恥ずかしくて、思わずお尻と腕でざざざっと後ずさり。


陸くんは、驚いたような表情で瞬きを繰り返しながらぽかんと口を開けている。


あああ、あたしなにやってんの…!


こんな変な行動してたら、そりゃ陸くん驚くって。



「りっ、陸くんごめんなさ…っ」


「?? どうしたの、緋奈ちゃん?」