工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「あ、えっと。ここはね____…」



あたしは今さっきこの問題を解いたところだったので、教えられる。


隣同士で話をしてるので、自然と体ごと近寄ることに…。


普通にさっき隣に腰掛けた時より、さらに近く。


うぐ…っ。


恥ずかしい…。


陸くんが、少し下に頭を下げてあたしの話を聞いていて…。


陸くんのながーいまつげにあたしの視線が釘付けに…。


お肌もすべすべで真っ白だ。


はあ…いいなあ…うらやましい。


うっとりしてしまって、思わずため息が出ちゃう…って、今は見惚れている場合じゃなかった…!


あたしは心の中で慌てて、陸くんに問題を教えることに意識を集中した。



「__それで、この答えになるの。」


「おおー!さすが緋奈ちゃんっありがと!」



どうやら、あたしの解説で陸くんも理解してくれたみたい。


ほっ、よかったあ〜。



…あれ?


ふと、シャーペンを持つ陸くんの右手が目に入った。


…気のせいかな。