工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「う、うるせーっ!」



滝本くんは口では悪態をつきながら、おいしそうにチョコバナナをもぐもぐと食べはじめた。



「なんか、滝本くんかわいいね。」


「はあ?お前ぶっ飛ばすぞ。」


「優介、女の子にその言葉は禁止!」


「あははっ!」



滝本くんは、照れてる時でもどんな時でも口が悪い。


それを見ていつも叱っている坂口くんと二人の光景が、なぜだか安心感がある。


さっきまであたし、あんなに緊張してたのに。


気がついたら、お腹を抱えて笑っている。


楽しいなあ。


坂口くんもあたしを見て笑ってくれて。


滝本くんの方はまだ顔を赤くしてて、納得がいかないと言うような表情をしていたけど。


そのあとも、3人で屋台の並んでいる河川敷をぶらぶらと歩きまわる。