工業高校のイケメン達に愛されて【上】




屋台もたくさん出ていて。


食べ物…どこの屋台も美味しそうだぁ…。


焼きそば、たこ焼き、じゃがバタ、かき氷、りんご飴…。


うーおいしそう…お腹空いたなあ…。


ぐぅぅ〜…。


わっ!!


やばい、お、お腹なっちゃった…。


し、しかも、結構大きな音…!


音が鳴った瞬間、2人ともあたしの方を見た。


うぐ…聞かれて、た…。


恥ずかしい、穴があったら入りたい…!



「あはは。緋奈ちゃん、お腹すいた?」



恥ずかしさでしゅんとしてるあたしに反して、坂口くんは眩しいくらいに爽やかな笑顔を向けてくれる。


あたしはもじもじしながら答えた。



「うっ…す、すいたかも…。」


「何か買おっか。何がいい?」


「え、えっと…。」



坂口くんに尋ねられて、あたしはぐるーっと屋台を見回した。