屋台もたくさん出ていて。
食べ物…どこの屋台も美味しそうだぁ…。
焼きそば、たこ焼き、じゃがバタ、かき氷、りんご飴…。
うーおいしそう…お腹空いたなあ…。
ぐぅぅ〜…。
わっ!!
やばい、お、お腹なっちゃった…。
し、しかも、結構大きな音…!
音が鳴った瞬間、2人ともあたしの方を見た。
うぐ…聞かれて、た…。
恥ずかしい、穴があったら入りたい…!
「あはは。緋奈ちゃん、お腹すいた?」
恥ずかしさでしゅんとしてるあたしに反して、坂口くんは眩しいくらいに爽やかな笑顔を向けてくれる。
あたしはもじもじしながら答えた。
「うっ…す、すいたかも…。」
「何か買おっか。何がいい?」
「え、えっと…。」
坂口くんに尋ねられて、あたしはぐるーっと屋台を見回した。



