工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「ふーっ…」



落ち着いて。


深呼吸、深呼吸…。


目を瞑り、胸に手を当てて数回深呼吸をした。


ここまできたらもう、逃げるわけには行かない…!!


よし、腹をくくって、教室に入るぞ…!


意を決して、あたしは教室の扉の手掛けを右手で掴んだ。



___ガラッ!



そして、勢いよく扉を開けた瞬間…その向こう側の光景に…愕然とした。


教室には、きれいに机と椅子が並べられていた。


そして…その机と椅子に、新入生たちが静かに着席している。


でも…あたしが見る限り…この教室にいる人たちはみんな、あたしと同じ制服を着た…男の子たち…だったんだ。


あたしは、ごくりと唾を飲み込んだ。