工業高校のイケメン達に愛されて【上】




「え…?」


「すごく、似合ってるよ。…可愛い。」



坂口くんが、赤くなりながらそう言ってくれて。


ど、どうしよう…。


嬉しい…。


あたしの顔も坂口くんにつられたようにぼぼぼっと、熱くなる。



「あっ…う…あ、ありが、とう…」



坂口くんは微笑むと、あたしのアレンジした髪を崩さないように優しく撫でてくれた。


に、似合ってるって褒めてもらった上に…か、可愛いだなんて…。


たとえお世辞だとしても嬉しい。


口元が緩んでしまう…。


坂口くんの隣の滝本くんはというと…。


まだ目を見開いて口を開けたままで…フリーズと言うのでしょうか…。


けど、坂口くんに予想以上に褒めてもらえたおかげで気が楽になった。


滝本くん、お見苦しいものをお見せしてごめんなさい…。


しゃべるといつものように意地悪を言われそうなので、心の中で滝本くんに謝った。