工業高校のイケメン達に愛されて【上】




もう、2人ともここに着いているかな…?


改札を出て、辺りをキョロキョロと見回す。


時刻は5時ちょうど。


待ち合わせ場所は改札を出て左側にある、こぢんまりしたカフェの前。



「…あっ!」



カフェの方へ歩くと、カフェの出入り口付近に私服姿の坂口くんと滝本くんがすでに待っていた。


し、私服…!!


見慣れた制服とは違う服装に、ドキドキしちゃう。


2人とも、すごくかっこいい…!!


…本当にあたし、2人と一緒に歩いていいのだろうか…。


まだそんなことを考えながら、恐る恐る2人に近づく。



「あ、あの…おまたせ…っ」



恥ずかしさで、声が弱々しくなってしまった。


あたしが声をかけるまでスマホへ向いていた2人の視線があたしの方へと注がれる。