「なっ…あたしは、そんなつもりないよ…っ!」
「はっ…いつも周りの男たちにチヤホヤされてるくせに。お前もまんざらでもねえんじゃねえの?」
「………っ」
俺の言葉に、怯えた表情をする中村。
肩も、唇も…震えている。
…中村は、俺が関わって来た女とは違うんじゃないか。
男なら誰にでも媚を売る八方美人なやつではないと。
それは、少なからず感じてはいたんだ。
なのに、口は勝手に酷い言葉を投げかける。
無意識に手首を掴む力も強くなる。
「やだっ離して…痛い…っ」
「俺は、媚売る女が嫌いだ…っどうせ最後には、捨てられるんだから____」
体が重い、自分の思った通りに動けない、言葉も勝手に酷すぎる言葉ばかり投げかけてしまう。



