「あの…具合、悪いの?」
中村は扉から離れて、俺に歩み寄ってきた。
ああ、イライラする。
「くるなっ!」
俺は、中村を睨んで声を荒げた。
俺の声に中村は、ビクッと肩を震わせて足を止めた。
やめろ。
俺に、情けなんかかけるな…。
「でもっ、相葉くんが心配だから…。」
肩を震わせながら、弱々しく声を発した中村にまたイライラして。
_____ガタッ
俺は中村の手首を掴んで、壁まで追いやった。
「きゃ…っ、いた…っ!」
こいつが抱えていたペットボトルが勢いよく落ちていく。
目の前のそいつの顔は歪んでいて。
でも今の俺は、何も気にかけられない。
「いちいちうぜぇんだよ…!男に媚び売りやがって…!!」



