ああ~~~‼
私、何て事したんだろう。
もう・・・、明日学校で聖先輩に会いたくないなぁ。

そんなこんなで、夜が明け登校時間が
近づいた。

祐希が、学校の校門まで行くと、
生徒会長である聖先輩が、立っていた。

「うげぇ~」

あからさますぎたか?
聖先輩と、目があった。

先輩は、ニコッと笑って
私の所に来た。

そして、耳もとで、囁いたんだ。
「小宮 祐希だっけ?話があるから、昼休みに校舎裏の渡り廊下に来て欲しいんだけど、いいかな?」


ドキンッ

私のハートはわしづかみにされた。

「はい!行きます。必ず行きます。」

先輩は、返事を聞いてホッとしたのか
また、校門前に行って生徒に挨拶していた。

私は、顔を真っ赤にしながら教室へ
一直線に向かった。





昼休み・・・


来ましたー‼
先輩と初めて、待ち合わせの約束をした、
この場所に‼‼‼

えっ?浮かれすぎ?

嬉しいんだから素直に喜ばなくッチゃ


そんなことを、している内に
聖先輩が、やってきた。

「小宮 祐希さん。早かったね。」
「いえいえ、先輩を待たせるわけには
行かないんで‼」