あたしは、静かな夜の公園の中へ入っていく。 ブランコと鉄棒の前を通り過ぎて、タコの山のトンネルの中に入ったあたしは、 背中を丸め、膝を抱えて座った。 ……いま思えば。 1年前、湊をうちで預かることにしたのも。 もしかしたら、このためだったのかもしれない。 最初から家族になるための、同居だったのかもしれない。