【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



『お前は自分の気持ちに気付いたんだ。だから、その気持ち大切にしろよ!!そして、ちゃんと伝えろ!!!』



ふと翼の言葉が頭を過ぎった。



......伝える...か。



俺はまた隣の未菜を見た。

...伝えたら、どんな反応するのかな?



俺は指を動かし文字を打ち始めた。



トクン、トクン──



「...送るから」



「はぁーい!」



未菜はふにゃっと笑ってみせた。



ドクン、ドクン、ドクン──



送信ボタンを押そうとする指がカタカタと震えるのが分かる。

俺は目をギュッと瞑ると送信ボタンを強く押した。



同時に隣でブーブーっとバイブの音が鳴ったのが聞こえた。



届いた...



「りゅーちゃんどんなこと書いたのかなー」