「けど...ごめんな瑠星」
「なして...謝るのさ?」
翼はなにも謝ることなんてしてないじゃん。
けれどそんな俺の言葉に翼は首を横に振った。
「...告白なんてするつもりないんだ」
「えっ?」
どうゆうこと?
「お前に...自分の気持ちに気付いて欲しかっただけなんだ...」
俺の気持ちを気付かせるため...?
「だからごめん...嘘ついた。それに、今日の花火大会の待ち合わせも...わざと未菜ちゃんと来た。わざと遅刻して注目浴びることした」
そう言った翼はなんとも言えない表情をしている。
そんな表情をさせている原因が俺だということに、胸が締め付けられた。
「翼...」


