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16時50分。
俺は待ち合わせ場所のクローバー公園に着いた。
クローバー公園には既に部員数人がいて俺もそこに混ざる。
それから10分後には、殆どのメンバーが揃った。
だけど、そこには翼と未菜の姿が見えない。
「主催者が遅刻ってさすが翼くんだよね」
「未菜も遅刻とか珍しー」
花火大会ということがこの場を和ませているんだろう。
みんな笑顔で呑気に話している。
けれど俺だけは気が気でなかった。
帰りの翼の言葉がやけに引っ掛かる。
「俺ちょっと見てくる!!」
近くにいた部員にそう告げると、俺は公園を飛び出そうとした時──
「瑠星なにしてんの?」
翼と未菜がやって来たのだ。
「あっ...えっと...お前達遅いから」
てか、一緒に来るって?そういうこと?
翼はもう告ったのか?返事はなんて?
「ごめんごめん。未菜ちゃん遅くってさ」
「私のせいにしないでくださいよ」


