【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



翼は真剣な表情している。

そのことからこれが冗談ではないことは分かる。



けど...



「いくらなんでも...急過ぎない?」



「だってどうしたら良いか分からなかったんだもんー!!」



「だけど、明日って!!明日だぞ!?」



「だよね...もう約束とかしちゃってるかも...」



確かに...女子って結構前からこうゆう行事の予定立てたがる気が。

その点、俺等の立場は...救いようがないな。



「でも...誘ってみたら?ダメもとでもなんでも」



「はっ?マジで!?本気!?」



おいおい。言い出しっぺは翼だろ。



「ダメだったら俺が慰めてあげるよ。して、OKだったら......行ってこいよ」



「......んー...それはちょっと俺の勇気が足んないわ。だからお前強制連行な!!」



「はい???」



「そうと決まれば早速言いに行くべさ!!」



翼はさっきまでの様子とは打って変わって、イキイキしている。

おまけに俺まで先に帰った未菜達を走って追いかけるはめに。