【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



「まあ、今は分からなくていいよ」



「なんか...ごめん」



翼はなにを知ってるんだろう。



翼に視線を向けたが、微笑まれて終わった。

どうにも教えてくれそうにない。



「じゃあ、この話は終わり!したっけ、みんなの所に行くべ!」



「あ、うん!」



取り敢えず今は、部活に集中するんだ。

こうして取り組んだ練習は、大体成功するか力み過ぎての失敗に陥るんだが今日の俺は前者だった。



朝からソワソワしていたが、今では胸が弾んでいて。

その理由は分からないけれど、多分そのせいな気がした。



それから俺はいつも通り練習に励み、お昼になり部活は終わった。



「なぁ。瑠星」



帰る準備を済ませ、ラケバを背負うと翼に声を掛けられた。