【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



いつも...見てる...?



言葉を頭の中で反復すればだんだんと顔が赤くなるのが分かった。

恥ずかしさのあまり手の甲で顔を隠した。



「...っ...なに言って...!」



後輩にこんなこと言われて照れるとか。

なんなんだよ俺って。



「本当ですよ。いつだって、視界にりゅーちゃんが1番に飛び込んで来るんです」



1番とか簡単に言うなよ。

飛び込んでくるとかさ。

おかげで心臓が痛いほど煩い。



なにこれっ。

全く収まる気配すらしねぇ。



そんな時、



「りゅーせーいい!!!」



タイミング良く翼が走って飛んできた。

そして俺の顔を見るなり、〝顔が赤いぞ〟と指摘。

その指摘は個人的に有り難くない。