【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



「...珍しい、かな?」



けど一応否定しとく。

だって、一応毎日朝練してることになってる訳だし。



「??」



言葉がなかなか返ってこないと思い未菜のことを見れば、不思議そうな顔をしていた。



「俺、いつも朝練してるからさっ」



「りゅーちゃん」



なんだろう。

俺の言葉に相変わらず返事はないし



「なに??」



未菜は俺の前に立つと、自分の口の前に指1本立てニコッと微笑んだ。



「嘘つき」



そして確かにそう言った。

同時に俺は頭の中が空っぽになった。



「私、いっつもりゅーちゃんのこと見てるから知ってるんですよ」