翼は俺の質問に翼は頭をポリポリと掻き出した。
どこか言いづらそうに視線を外し、
「未菜ちゃんに早く会いたくって...」
「...そっか」
いつもバカ正直に惚気だって言うのに、そんなヤツがやけに照れたらこっちまで恥ずかしさが移る。
「瑠星こそなしたんだよ?」
「へ??俺??」
まさか話題が俺に向くなんておもってもいなかった。
「......別に?いつもこの時間だよ」
「は?嘘だろ?早すぎるだろ!?」
「いや、マジ。俺朝練してるから」
俺は嘘をついた。
こんな時間に来たことなんて初めてだし、朝練なんてしてない。
だけど、俺自身も分かってないことを相手に話すのは難しい。
それに...なんとなく分かったらダメな気がした。


