【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



次の日の土曜日。

やけに朝からそわそわしていた。



「瑠星タオル持った?スポドリ持った?」



そんな俺に母さんは心配そうに聞いてくる。



「全部持ってるってば」



別に寝坊したわけなんかじゃないし、急ぐ理由なんてない。



「行ってきます!!」



だけど俺はラケバを慌ただしく持つと家を飛び出した。



そして家を出れば軽くダッシュしてみたり。



今日の俺はどこか変だ。

自分でも分かる。

おまけに走っているっていうのに、笑顔がこぼれる。



今日の俺、最高に気持ち悪い。