【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



最初は〝りゅーちゃん〟と呼ばれることに抵抗があった。

男なのに、ちゃんって恥ずかしすぎるから。

だけど未菜が〝りゅーちゃんはりゅーちゃんしかないですよ!〟とか訳の分からない理由を付けた挙句、キラキラ笑顔&期待の眼差しというものを向けられ渋々了承。



よく言うあれだ。

可愛い後輩には逆らえないっていうやつ。



「そう言えば、今日の部活未菜ちゃん休むっぽい…俺…どうしたらいいと思う??」



さっきまで未菜の話を幸せそうにていたのに、今じゃ机に項垂れている…



「普通に部活するべ」



だけどそんな翼は面白いから、わざとそう言う。



「りゅーちゃーーん。酷いよーー。俺孤独死しちゃう」



そしたら案の定、この反応。

てか、



「その呼び方辞めろよ」



「えぇー。未菜ちゃんはOKなのに、俺はダメなの??」