【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



部室の前で相川さんと別れると、俺達は男子の部室へと入る。

そして入った途端。



「瑠星ありがととととう!!!」



と俺に抱き着きながらお礼を言う翼。



「ははっ。翼大袈裟すぎたべ」



「けどけど、俺こんなに話したの初めてなのさ!!」



翼は少しだけ瞳をウルウルさせていて。

そんな姿を見たら、俺だって協力したくなる。



「ったく。俺は可愛い親友を持ったよ」



からかい気味にそう言えば、翼はわざと俺に向かって上目遣いをしてきた。



「そーゆうことじゃねぇよ!」



「あれ。違った?テヘペロ」



おまけにテヘペロとか。

本当、バカみたい。

だけど俺はそんな翼が大好きだ。