【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



耳真っ赤だ…

てことは、顔も相当赤いことが分かる。



「相川さんこれから部室に行くの?」



緊張からなのか、喋らない翼の代わりに俺が聞く。



「あ、はい」



「ならさ、みんなで一緒に行こうよ」



翼の恋。応援してやりたい。

少しでも翼の力になりたい。



相川さんは快く了承してくれたため、みんなで部室へと向かった。

その間、翼は頑張って話し掛けていた。



モテるのに。

女慣れしてそうなのに。

全くもって恋愛に関してはたどたどしかった。



そんな翼を微笑ましく見守りながら歩いてると、あっという間に部室に到着。