放課後。
翼は後ろ姿からでも分かるほどルンルンだ。
「翼って、面白いね」
「は?急になしたのさ?」
翼は意味が分からないとでも言いたげな表情をしている。
「あははっ、めちゃくちゃ好きなんだな!!」
「そりゃあ…好きだけど…」
からかえば、素直な返事がかえってくる。
どんだけ純粋なんだよ。
今時の男子にしては珍しい。
「こんにちは!」
そこうしていると、タイミング良く現れた相川さんが俺達に挨拶をた。
「こんにちは」
俺は普通に挨拶を返すのに対して。
「こ、こ、こ、こんにちは!!」
翼の挨拶は見ていて俺までハラハラしてくる。


