【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



放課後。

翼は後ろ姿からでも分かるほどルンルンだ。



「翼って、面白いね」



「は?急になしたのさ?」



翼は意味が分からないとでも言いたげな表情をしている。



「あははっ、めちゃくちゃ好きなんだな!!」



「そりゃあ…好きだけど…」



からかえば、素直な返事がかえってくる。



どんだけ純粋なんだよ。

今時の男子にしては珍しい。



「こんにちは!」



そこうしていると、タイミング良く現れた相川さんが俺達に挨拶をた。



「こんにちは」



俺は普通に挨拶を返すのに対して。



「こ、こ、こ、こんにちは!!」



翼の挨拶は見ていて俺までハラハラしてくる。