…相川って…
「1年の?」
翼は小さく頷いた。
「まじかよ!」
寄りにもよって年下の1年って。
てか、どんな子だっけ??
俺はソフトテニス部の部員の顔を思い浮かべていく。
んー…相手に失礼だけど…正直目立つ見た目でも無いし、関わりなんて殆どない中、ハッキリと顔を思い出すことは至難の技。
部活の時意識して見てみよう。
「まあ、頑張れよ!!」
そう言うと翼はさらに顔を赤く染め、笑顔で〝おう!〟と答えた。
その姿は男の俺から見てもドキッとしてしまう。
それぐらい、今の翼はいい意味で可愛く、カッコよくて、少し憧れた。
それから翼は移動教室があれば、〝相川さんいなかな〟って言ってみたり。
〝早く部活に行きたい〟など言っていた。
そんな翼の姿は珍しく、見ていて飽きることが無かった。


